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かんぢやうがき
ふりがな文庫
“かんぢやうがき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
勘定書
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘定書
(逆引き)
歌反古だつたから泣かれたやうなものの腸のなかから
鼈甲櫛
(
べつかふぐし
)
の
勘定書
(
かんぢやうがき
)
でも出たらどんな顔をしたものか、一寸始末に困るだらう。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
無論
(
むろん
)
放逐
(
はうちく
)
することなどは
爲
(
な
)
し
得
(
え
)
ぬので。
人
(
ひと
)
が
彼
(
かれ
)
を
欺
(
あざむ
)
いたり、
或
(
あるひ
)
は
諂
(
へつら
)
つたり、
或
(
あるひ
)
は
不正
(
ふせい
)
の
勘定書
(
かんぢやうがき
)
に
署名
(
しよめい
)
をする
事
(
こと
)
を
願
(
ねが
)
ひでもされると、
彼
(
かれ
)
は
蝦
(
えび
)
のやうに
眞赤
(
まつか
)
になつて
只管
(
ひたすら
)
に
自分
(
じぶん
)
の
惡
(
わる
)
いことを
感
(
かん
)
じはする。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
料理が済むと、
主婦
(
かみ
)
さんは
勘定書
(
かんぢやうがき
)
を持ち出した。天文学者はじつとその
〆高
(
しめだか
)
を見つめてゐたが、暫くすると、
望遠鏡
(
とほめがね
)
を覗く折のやうに変な眼つきをして
主婦
(
かみ
)
さんを見た。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
が、
猶且
(
やはり
)
勘定書
(
かんぢやうがき
)
には
署名
(
しよめい
)
をして
遣
(
や
)
ると
云
(
い
)
ふやうな
質
(
たち
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
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