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かろう
ふりがな文庫
“かろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
辛
52.6%
家老
26.3%
国老
5.3%
歌楼
5.3%
華朗
5.3%
過労
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辛
(逆引き)
父親が没してから
全
(
まる
)
十年、
生死
(
いきじに
)
の海のうやつらやの高波に揺られ揺られて
辛
(
かろう
)
じて
泳出
(
およぎいだ
)
した官海もやはり波風の静まる間がないことゆえ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
かろう(辛)の例文をもっと
(10作品)
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家老
(逆引き)
因
(
よ
)
ってその人物を
承
(
うけたま
)
わると、もとは
家老
(
かろう
)
だったが今では
家令
(
かれい
)
と改名して依然として生きていると何だか妙な事を答える。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かろう(家老)の例文をもっと
(5作品)
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国老
(逆引き)
其処に二疋の馬がいて傍に陣笠を冠った旅装束の武士が二人立ち、それと並んで権兵衛の
下僚
(
したやく
)
の者が二三人いた。権兵衛は急いで陣笠の武士の傍へ往った。武士の一人は
国老
(
かろう
)
の
孕石小右衛門
(
はらみいしこえもん
)
であった。
海神に祈る
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
かろう(国老)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
歌楼
(逆引き)
歌楼
(
かろう
)
のうち、やさけびの
音
(
おと
)
しらぬ顔
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
かろう(歌楼)の例文をもっと
(1作品)
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華朗
(逆引き)
この一首は、従駕の作であるから、謹んで作っているので、その歌調もおのずから
華朗
(
かろう
)
で荘重である。けれどもそれだけ類型的、図案的で、特に人麿の歌句の模倣なども目立つのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
かろう(華朗)の例文をもっと
(1作品)
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過労
(逆引き)
けれど、
按摩
(
あんま
)
は、
私
(
わたし
)
がなくっては、ちっとも
歩
(
ある
)
けませんので、どこへいくにも
私
(
わたし
)
をつれていきました。
私
(
わたし
)
の
体
(
からだ
)
は、
日夜
(
にちや
)
の
過労
(
かろう
)
のために、だんだんやせていきました。
河水の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かろう(過労)の例文をもっと
(1作品)
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