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かなしき
ふりがな文庫
“かなしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鉄砧
33.3%
鉄敷
25.0%
金敷
12.5%
鉄碪
8.3%
鐵砧
8.3%
鉄台
4.2%
鐡床
4.2%
鐡砧
4.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄砧
(逆引き)
盛んに
鉄砧
(
かなしき
)
を叩いているところへ、同じ種族の一人の子供が糸の切れたギターを持って来て、
向槌
(
むこうづち
)
を打っている男に直してくれと頼む。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かなしき(鉄砧)の例文をもっと
(8作品)
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鉄敷
(逆引き)
外界の刺戟によって発動した自己の感激、意望というものを、一先ず、能う限り公正な謙虚な省察の
鉄敷
(
かなしき
)
の上にのせ、容赦なく批判の力で鍛えて見る。
われを省みる
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
かなしき(鉄敷)の例文をもっと
(6作品)
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金敷
(逆引き)
技師長「重要資源がなくなれば、間に合わせの仕事で不足を補わなければならない。つまらんことで忙しくなるのさ。
溶接工
(
ようせつこう
)
が、ハンマー取って
金敷
(
かなしき
)
の上を叩いたりするようなことになるよ」
諜報中継局
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
かなしき(金敷)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
鉄碪
(逆引き)
全自然は、蓄積された力の爆発を待ち、重々しく振り上げられ、黒雲の
鉄碪
(
かなしき
)
の上に一挙に打ちおろされんとする、
鉄槌
(
てっつい
)
の打撃を待っている。陰惨な熱い大きな影が通り過ぎる。熱火の風が吹き起こる。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
かなしき(鉄碪)の例文をもっと
(2作品)
見る
鐵砧
(逆引き)
鐵砧
(
かなしき
)
の上なる意志を
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
かなしき(鐵砧)の例文をもっと
(2作品)
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鉄台
(逆引き)
山上にまで、テンカン、テンカン、
谺
(
こだま
)
してきたのはここの
鎚音
(
つちおと
)
と
鉄台
(
かなしき
)
の響きにちがいない。手を休めた三人の鍛冶工は、鼻の穴から目ヤニまで
炭
(
すみ
)
にした真っ黒けな顔を揃えて、智深の姿を見まもった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かなしき(鉄台)の例文をもっと
(1作品)
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鐡床
(逆引き)
この眞理を我に現はす所の
證
(
あかし
)
が、ともなへる諸〻の
業
(
わざ
)
(即ち自然がその爲
鐡
(
くろがね
)
を燒きまたは
鐡床
(
かなしき
)
を打しことなき)
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
かなしき(鐡床)の例文をもっと
(1作品)
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鐡砧
(逆引き)
鍛冶屋の主人は馬の脚を膝に載せたままで、車が勢よく走りすぎるのを見ながら、手を休める。
鐡砧
(
かなしき
)
の周圍の
巨人
(
サイクロプス
)
たちは打鳴す鐡鎚をしばし止めて、鐡の
冷
(
さ
)
めるのも構はない。
駅伝馬車
(旧字旧仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
かなしき(鐡砧)の例文をもっと
(1作品)
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“かなしき”の意味
《名詞》
かなしき【金敷(き)、鉄敷(き)】
鍛冶、鋳造、板金などの金属加工を行う際に使用する鋳鉄製または鋳鋼製の作業台。かなとこ、ハンマー台、アンビル。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
かなじき
かなとこ
てっちん