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金敷
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かなしき
ふりがな文庫
“
金敷
(
かなしき
)” の例文
「
裾野
(
すその
)
もよろしゅうございますが、ああしばしば
戦
(
いくさ
)
があった日には、とても、のんびり
金敷
(
かなしき
)
をたたいてはおられません。そこで、
越前
(
えちぜん
)
北
(
きた
)
ノ
庄
(
しょう
)
へ
巣
(
す
)
をかえようと申すわけで」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
技師長「重要資源がなくなれば、間に合わせの仕事で不足を補わなければならない。つまらんことで忙しくなるのさ。
溶接工
(
ようせつこう
)
が、ハンマー取って
金敷
(
かなしき
)
の上を叩いたりするようなことになるよ」
諜報中継局
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その前に侍の息子が来て喧嘩をしかけ、「棄ておかれん」といって刀を抜いたところ、鍛冶屋の兄弟がそれを取上げて、
金敷
(
かなしき
)
の上でたたいてくちゃくちゃにし、鞘に入らないようにしてしまった。
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“金”で始まる語句
金
金色
金子
金盥
金持
金剛石
金襴
金槌
金箔
金魚