“かざいだうぐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
家財道具100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家財道具かざいだうぐもんそとはこばれたとき火勢くわせいすですべてのものちかづくことを許容ゆるさなかつた。いへかこんでひがしにもすぎ喬木けうぼくつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
清潔きれいることは勘次かんじわるいことにはおもはなかつたが、いくらもない家財道具かざいだうぐすこしでもけられるのがふところでもさぐられるやう勘次かんじにはなんとなく不安ふあんねんおこされるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)