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かうとうしやうげふ
ふりがな文庫
“かうとうしやうげふ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
高等商業
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高等商業
(逆引き)
『さうです。
君
(
きみ
)
の
出
(
で
)
られた
學校
(
がくかう
)
です。
三田
(
みた
)
ですか、
早稻田
(
わせだ
)
ですか。』と
高等商業
(
かうとうしやうげふ
)
の
紳士
(
しんし
)
は
此二者
(
このにしや
)
を
出
(
いで
)
じといふ
面持
(
おもゝち
)
で
問
(
と
)
ふた。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
然
(
さう
)
かと
思
(
おも
)
ふと、
其青年
(
そのせいねん
)
は
高等商業
(
かうとうしやうげふ
)
の
生徒
(
せいと
)
らしく、
実業界
(
じつげふかい
)
に
羽
(
はね
)
を
伸
(
のば
)
さうと
云
(
い
)
ふ
前途
(
ぜんと
)
の
抱負
(
はうふ
)
なども
微見
(
ほのめ
)
かしてある。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
『
貴殿
(
あなた
)
は
何處
(
どこ
)
の
御出身
(
ごしゆつしん
)
ですか』と
突然
(
とつぜん
)
高等商業
(
かうとうしやうげふ
)
出身
(
しゆつしん
)
の
某
(
なにがし
)
、
今
(
いま
)
は
或
(
ある
)
會社
(
くわいしや
)
に
出
(
で
)
て
重役
(
ぢゆうやく
)
の
覺
(
おぼえ
)
目出度
(
めでた
)
き
一人
(
ひとり
)
の
男
(
をとこ
)
が
小介川文學士
(
こすけがはぶんがくし
)
の
隣
(
となり
)
に
坐
(
すわ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
新來
(
しんらい
)
の
客
(
きやく
)
に
問
(
と
)
ひかけた。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
『そして、
僕
(
ぼく
)
は
池上權藏
(
いけがみごんざう
)
に
會
(
あ
)
つて
見
(
み
)
たい』など
高等商業
(
かうとうしやうげふ
)
の
紳士
(
しんし
)
は
大眞面目
(
おほまじめ
)
で
言
(
い
)
つた。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
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