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おんちち
ふりがな文庫
“おんちち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
御父
50.0%
皇考
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御父
(逆引き)
建文皇帝
諱
(
いみな
)
は
允炆
(
いんぶん
)
、太祖高皇帝の嫡孫なり。
御父
(
おんちち
)
懿文
(
いぶん
)
太子、太祖に
紹
(
つ
)
ぎたもうべかりしが、不幸にして世を早うしたまいぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
正統帝
(
せいとうてい
)
の
御父
(
おんちち
)
宣宗
(
せんそう
)
皇帝は漢王
高煦
(
こうこう
)
の反に会いたまいて、
幸
(
さいわい
)
に之を降したまいたれども、
叔父
(
しゅくふ
)
の
為
(
ため
)
に兵を
動
(
うごか
)
すに至りたるの境遇は、まことに建文帝に異なること無し。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
後にこそ天下の主となり
玉
(
たま
)
いたれ、
元
(
げん
)
の
順宗
(
じゅんそう
)
の
至正
(
しせい
)
四年
年
(
とし
)
十七におわしける時は、疫病
大
(
おおい
)
に行われて、
御父
(
おんちち
)
御母兄上幼き弟皆
亡
(
う
)
せたまえるに、家貧にして
棺槨
(
かんかく
)
の
供
(
そなえ
)
だに
為
(
な
)
したもう
能
(
あた
)
わず
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
おんちち(御父)の例文をもっと
(1作品)
見る
皇考
(逆引き)
建文帝の
皇考
(
おんちち
)
興宗孝康
(
こうそうこうこう
)
皇帝の
廟号
(
びょうごう
)
を去り、
旧
(
もと
)
の
諡
(
おくりな
)
に
仍
(
よ
)
りて、
懿文
(
いぶん
)
皇太子と号し、建文帝の弟
呉王
(
ごおう
)
允熥
(
いんとう
)
を
降
(
くだ
)
して
広沢王
(
こうたくおう
)
とし、
衛王
(
えいおう
)
允熞
(
いんけん
)
を
懐恩王
(
かいおんおう
)
となし、
除王
(
じょおう
)
允凞
(
いんき
)
を
敷恵王
(
ふけいおう
)
となし、
尋
(
つい
)
で
復
(
また
)
庶人
(
しょじん
)
と
為
(
な
)
ししが
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
おんちち(皇考)の例文をもっと
(1作品)
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