“皇考”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんちち50.0%
こうこう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建文帝の皇考おんちち興宗孝康こうそうこうこう皇帝の廟号びょうごうを去り、もとおくりなりて、懿文いぶん皇太子と号し、建文帝の弟呉王ごおう允熥いんとうくだして広沢王こうたくおうとし、衛王えいおう允熞いんけん懐恩王かいおんおうとなし、除王じょおう允凞いんき敷恵王ふけいおうとなし、ついまた庶人しょじんししが
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
燕王これを聞き、殷に書をおくり、こう金陵きんりょうに進むるを以て辞とす。殷答えて曰く、進香は皇考こうこう禁あり、したがう者は孝たり、したがわざる者は不孝たり、とて使者の耳鼻じびき、峻厳しゅんげんの語をもてしりぞく。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)