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御父
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おんちち
ふりがな文庫
“
御父
(
おんちち
)” の例文
建文皇帝
諱
(
いみな
)
は
允炆
(
いんぶん
)
、太祖高皇帝の嫡孫なり。
御父
(
おんちち
)
懿文
(
いぶん
)
太子、太祖に
紹
(
つ
)
ぎたもうべかりしが、不幸にして世を早うしたまいぬ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
正統帝
(
せいとうてい
)
の
御父
(
おんちち
)
宣宗
(
せんそう
)
皇帝は漢王
高煦
(
こうこう
)
の反に会いたまいて、
幸
(
さいわい
)
に之を降したまいたれども、
叔父
(
しゅくふ
)
の
為
(
ため
)
に兵を
動
(
うごか
)
すに至りたるの境遇は、まことに建文帝に異なること無し。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
後にこそ天下の主となり
玉
(
たま
)
いたれ、
元
(
げん
)
の
順宗
(
じゅんそう
)
の
至正
(
しせい
)
四年
年
(
とし
)
十七におわしける時は、疫病
大
(
おおい
)
に行われて、
御父
(
おんちち
)
御母兄上幼き弟皆
亡
(
う
)
せたまえるに、家貧にして
棺槨
(
かんかく
)
の
供
(
そなえ
)
だに
為
(
な
)
したもう
能
(
あた
)
わず
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
“御父”で始まる語句
御父様
御父上
御父樣