“おんあるじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御主90.0%
御主人10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御主おんあるじかんむりとなつた荊棘いばらの木よ、血塗ちまみれの王のひたひめた見窄みすぼらしい冠。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
人々ひとびと御主おんあるじよ、われをもたすたまへ。」此世このよ御扶おんたすけ蒼白あをじろいこのわが罪業ざいごふあがなたまはなかつた。わが甦生よみがへりまでわすれられてゐる。
其時将軍の扈従こじゅうの臣の内藤外記げきが支え立てして、御主人おんあるじ役に一応御試み候え、と云った。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)