“おひ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
追々86.7%
漸々6.7%
逐々6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つうじけるに名主も駈來かけきた四邊あたり近所きんじよの者も追々おひ/\あつまり改め見れば何樣いかさま酒に醉倒ゑひたふ轉込まろびこみ死したるに相違さうゐなきていなりと評議一決し翌日よくじつ此趣このおもむきを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
含羞草おじぎさうが感情的に動くの、或植物は漸々おひ/\に自己の所在地を變更して、歩行するが如き觀をなすのと云つたところで、それは物理生理の然らしむるので、心理の然らしむるのでは無いやうである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
フム、ぢやア逐々おひ/\女がかせいで野郎は男妾をとこめかけツたことになるんだネ、難有ありがたい——そこで一つ都々逸どゝいつが浮んだ『わたしヤ工場で黒汗流がし、ぬしは留守番、子守歌』は如何どう
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)