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えうえんむひ
ふりがな文庫
“えうえんむひ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
妖艷無比
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妖艷無比
(逆引き)
で、
辷
(
すべ
)
らした
白
(
しろ
)
い
手
(
て
)
を、
若旦那
(
わかだんな
)
の
胸
(
むね
)
にあてて、
腕
(
うで
)
で
壓
(
お
)
すやうにして、
涼
(
すゞし
)
い
目
(
め
)
で
熟
(
じつ
)
と
見
(
み
)
る。
其
(
そ
)
の
媚
(
こび
)
と
云
(
い
)
つたらない。
妖艷無比
(
えうえんむひ
)
で、
猶
(
なほ
)
且
(
か
)
つ
婦人
(
ふじん
)
の
背
(
せ
)
を
抱
(
だ
)
いて
居
(
ゐ
)
る。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蓋
(
ふた
)
を
拂
(
はら
)
へば、
昏惘
(
こんまう
)
として
令史
(
れいし
)
あり。
妻
(
つま
)
、
微醉
(
ほろゑひ
)
の
面
(
おもて
)
、
妖艷無比
(
えうえんむひ
)
、
令史
(
れいし
)
を
見
(
み
)
て
更
(
さら
)
に
驚
(
おどろ
)
かず、そんなものはお
打棄
(
うつちや
)
りよと。
令史
(
れいし
)
を
突出
(
つきだ
)
し、
大勢
(
おほぜい
)
一所
(
いつしよ
)
に、あはゝ、おほゝ、と
更
(
さら
)
に
空中
(
くうちう
)
に
昇去
(
のぼりさ
)
りぬ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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