“いろぎぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彩絹50.0%
色衣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西洋の竜とても、ローマの帝旗として竜口を銀、他の諸部を彩絹いろぎぬで作り、風を含めば全体ふくれて、いた口がふさがれなかった、その竜に翼なし。
驚駭おどろきのあまり青年わかものは、ほとん無意識むいしきに、小脇こわきいだいた、一襲ひとかさねの色衣いろぎぬを、ふねむかつてさつげる、とみづへはちたが、其処そこにはとゞかず、しゆながしたやうにかげ宿やどうきくさたゞよふて、そであふ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)