“いやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
異樣77.8%
異様11.1%
頤養11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老衰らうすゐしてから餘計よけいにのつそりした卯平うへい身體からだは、それでも以前いぜんのがつしりした骨格ほねぐみそびえてそば勘次かんじ異樣いやうあつした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
銃架じうかよ、おまへはおれの心臓しんざう異様いやう戦慄せんりつあたへる——のやうな夕日ゆふひびておまへ黙々もく/\すゝむとき
「余幼年より絶えて知らざること、古楽、管絃、猿楽、俗謡、碁棋ごき、諸勝負、妓館、声色の遊、すべて其の趣を得ず。況や少年より好事多端かうずたたん暇なき故なり。勝負を好まざるは余頤養いやうの意あればなり。」
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)