“いえな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家名50.0%
家号16.7%
家無16.7%
屋号16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
楊弓場(ようきゅうば)の軒先に御神燈出すこといまだ御法度(ごはっと)ならざりし頃には家名(いえな)小さく書きたる店口の障子(しょうじ)に時雨(しぐれ)の夕(ゆうべ)なぞ榎(えのき)の落葉(おちば)する風情(ふぜい)捨てがたきものにて※(そうら)ひき。
葡萄棚 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
柳原町(やなぎはらちょう)と町内が繋(つな)がって居りますが、小田原町の家主(やぬし)に金兵衞と申す者がございまして、其の頃は家号(いえな)を申して近江屋(おうみや)の金兵衞と云う処から近金(ちかきん)と云われます、年齢(とし)は四十二に成りますが
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
いつも、こうして口笛(くちぶえ)を吹(ふ)けば、遠(とお)くからききつけて、駆(か)けてきたものです。彼(かれ)は、家無(いえな)しのジャックを思(おも)うと、心(こころ)の中(なか)が悲(かな)しかったのでした。
花の咲く前 (新字新仮名) / 小川未明(著)
新「ヘエお前さんの田舎は下総ですか、世には似た事があるものですね、然(そ)う云えば成程お前さんの処の屋号(いえな)は羽生屋と云うが、それじゃア羽生村ですか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)