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あんや
ふりがな文庫
“あんや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
闇夜
53.5%
暗夜
46.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
闇夜
(逆引き)
中にも利安は伊丹の町の銀屋をかたらつて、
闇夜
(
あんや
)
に番兵を欺き、牢屋の背後の
溜池
(
ためいけ
)
を
泅
(
およ
)
いで牢屋に入り、孝高に面會した。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
と、孔明の計を奉じて、
土嚢
(
どのう
)
の
堰
(
せき
)
を一斉にきった。さながら洪水のような濁浪は、
闇夜
(
あんや
)
の底を吠えて、曹軍数万の兵を
雑魚
(
ざこ
)
のように呑み消した。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あんや(闇夜)の例文をもっと
(23作品)
見る
暗夜
(逆引き)
雪下
(
ゆきふる
)
事
盛
(
さかん
)
なる
時
(
とき
)
は、
積
(
つも
)
る雪家を
埋
(
うづめ
)
て雪と
屋上
(
やね
)
と
均
(
ひとし
)
く
平
(
たひら
)
になり、
明
(
あかり
)
のとるべき処なく、
昼
(
ひる
)
も
暗夜
(
あんや
)
のごとく
燈火
(
ともしび
)
を
照
(
てら
)
して家の内は
夜昼
(
よるひる
)
をわかたず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
爺は後生が恐ろしいと申すが、
彼岸
(
ひがん
)
に往生しょうと思う心は、それを
暗夜
(
あんや
)
の
燈火
(
ともしび
)
とも頼んで、この世の無常を忘れようと思う心には変りはない。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あんや(暗夜)の例文をもっと
(20作品)
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くらがり
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