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あらたへ
ふりがな文庫
“あらたへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
荒妙
33.3%
荒栲
16.7%
粗𣑥
16.7%
荒𣑥
16.7%
麁妙
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荒妙
(逆引き)
さゝらがた錦を張るも、
荒妙
(
あらたへ
)
の
白布
(
しらぬの
)
敷くも
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
あらたへ(荒妙)の例文をもっと
(2作品)
見る
荒栲
(逆引き)
ことには雪の降りうづみ、更に登らんよしなければ
頻
(
しき
)
りに悲しみもだえつつ、ここかしこ見まはせば、横の方に
大洞
(
おほあな
)
ありて、奥より出で来るもの見えたり、
荒栲
(
あらたへ
)
ふたたび驚き怖れ
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
八海山
(
はつかいざん
)
のふもとなる
雷村
(
いかづちむら
)
といふところに度九郎とよぶかりうどありけり、そのつまは
荒栲
(
あらたへ
)
とて、ふうふともうまれつき、
貪慾邪慳
(
どんよくじやけん
)
かぎりもなくよからぬわざのみ働く故、近きあたりの村里に誰ありて
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あらたへ(荒栲)の例文をもっと
(1作品)
見る
粗𣑥
(逆引き)
常の衣の上に
粗𣑥
(
あらたへ
)
の
汗衫
(
じゆばん
)
を被りたるが、その
衫
(
さん
)
の上に縫附けたる
檸檬
(
リモネ
)
の
殼
(
から
)
は大いなる
鈕
(
ぼたん
)
に
擬
(
まが
)
へたるなり。肩と
鞾
(
くつ
)
とには青菜を結びつけたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
あらたへ(粗𣑥)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
荒𣑥
(逆引き)
翁
(
おきな
)
にドメニカ、ドメニカと呼ばれて、
荒𣑥
(
あらたへ
)
の
汗衫
(
はだぎ
)
ひとつ着たる
媼
(
おうな
)
出
(
い
)
でぬ。手足をばことごとく
露
(
あらは
)
して髮をばふり亂したり。媼は我を抱き寄せて、あまたゝび接吻す。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
あらたへ(荒𣑥)の例文をもっと
(1作品)
見る
麁妙
(逆引き)
なお
此処
(
ここ
)
に、「
富人
(
とみびと
)
の
家
(
いへ
)
の
子等
(
こども
)
の着る
身無
(
みな
)
み
腐
(
くた
)
し棄つらむ絹綿らはも」(巻五・九〇〇)、「
麁妙
(
あらたへ
)
の
布衣
(
ぬのぎぬ
)
をだに着せ
難
(
がて
)
に斯くや歎かむ
為
(
せ
)
むすべを無み」(同・九〇一)という歌もあるが
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
あらたへ(麁妙)の例文をもっと
(1作品)
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