“あまっこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
娘子50.0%
女子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早「他のことでもねえが、此間こねえだわれがに話をしたが、おらうちの客人が病気になって、娘子あまっこが一人附いているだ、女子おなごよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
われが死んだとっさまの達者の時分からの馴染なじみで、己が脊中でたり、脊中で小便はり垂れたりした娘子あまっこが、でかくなったゞが
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
婆「それが年のいかない娘子あまっこ一人で看病するだから、病人は男だし、手水ちょうずに行くたって大騒ぎで、誠に可愛想でがんすが、たった今おっにましたよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
まことに此間こねえだもあんたの方へ向けてやったら、演劇しべえを見せてくれると云うから、った所が、角さんなればこそ世話アして見せてくれて、娘子あまっこを遣ったらく世話アして呉れやした
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
深川の櫓下やぐらしたに居たって、名前なめえはおしずさんと云って如才じょさいねえ女子あまっこよ、年は二十二だと云うが、口の利き様はうめえもんだ、旦那様が連れて来たゞが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「馬鹿な女子あまっこだな、してお寺で子供を捨てべいな!」
三人の百姓 (新字新仮名) / 秋田雨雀(著)