“あとつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後継43.8%
後嗣31.3%
跡継12.5%
後蹤6.3%
跡続6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分(じぶん)で採(と)って造(つく)ったものなら安心(あんしん)して売(う)ることができるといっていましたが、私(わたし)が、また死(し)んだ親父(おやじ)の後継(あとつ)ぎをするようになりました。この手風琴(てふうきん)も親父(おやじ)が持(も)って歩(ある)いたものです。
手風琴 (新字新仮名) / 小川未明(著)
長男は俺の後嗣(あとつ)ぎ相当に生れついているが、次男坊はやくざな暴れ者だで、よその空でのたれ死でもしくさるだろうと、近所の者をつかまえて眼を細くしている。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
どうせ、今、お前の腹の中に居る子が、男じゃったら、跡継(あとつ)ぎをさせにゃならん。そのときに、安物じゃったら痛んでしまう。これなら、末代物(まつだいもん)じゃよ。こういうことには、けちけちせんものじゃ
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
君を負ふ人の後蹤(あとつ)きのぼる道石ころ暑し赤き角々(かどかど)
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
その時分の生徒は皆恐らく今此所(ここ)には一人もいないでしょう、卒業したでしょうけれども、しかし貴方がたはその後裔(こうえい)といいますか、跡続(あとつ)ぎ見たような子分見たような者で
模倣と独立 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)