“あいじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アイジョウ
語句割合
愛情68.8%
愛娘12.5%
愛杖12.5%
哀情6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愛情あいじょうともなわぬつめたい夫婦ふうふ間柄あいだがら……他人ひとさまのことはぞんじませぬが、わたくしにとりて、それは、にもあさましい、つまらないものでございました……。
呂布は、反覆はんぷく常なく、書簡の上だけでは、とうてい信用できかねるが、もしこの際でも、愛娘あいじょうを送ってくるほどな熱意を示すならば、それを誠意のあかしとみとめて、朕も国中の兵を
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わけを訊くと、杖は、使用したことはないが、亡夫春水の愛杖あいじょうであるという。そして、こんどの上京には、父にかわって、襄を打って意見をするつもりだと話した。
梅颸の杖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浄瑠璃じょうるり哀情あいじょうのたっぷりある盲人沢一さわいちさとの、夢か浮世かの壺坂寺つぼさかでらに詣でて、私はただひとり草鞋わらじの紐のゆるんだのを気にしながら、四月のな菜の花匂うほこりのみちをスタスタと
菜の花物語 (新字新仮名) / 児玉花外(著)