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『ゴンドラの唄』
ふりがな文庫
『
ゴンドラの唄
(
ゴンドラのうた
)
』
唄(若い澄んだ少年の聲。) いのち短し、戀せよ、少女、 朱き唇、褪せぬ間に、 熱き血液の冷えぬ間に、 明日の月日のないものを。 いのち短し、戀せよ、少女、 いざ手を取りて彼の舟に、 いざ燃ゆる頬を君が頬に、 ここには誰も來ぬものを。 いのち …
著者
吉井勇
初出
「新日本 第五卷第四號」冨山房、1915(大正4)年4月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
今日
(
けぶ
)
樣
(
よ
)
來
(
こ
)
冷
(
ひ
)
心
(
こゝろ
)
黒髮
(
くろがみ
)
頬
(
ほ
)
血液
(
ちしほ
)
朱
(
あか
)
我
(
わ
)
少女
(
をとめ
)
人目
(
ひとめ
)
彼
(
か
)
俗謠
(
ぞくえう
)
間
(
ま
)
誰
(
たれ
)
褪
(
あ
)
取
(
と
)
色
(
いろ
)
舟
(
ふね
)
肩
(
かた
)
短
(
みじか
)
燃
(
も
)
熱
(
あつ
)
消
(
き
)
波
(
なみ
)
君
(
きみ
)
柔手
(
やはて
)
唄
(
うた
)
月日
(
つきひ
)
明日
(
あす
)
手
(
て
)
唇
(
くちびる
)
戀
(
こひ
)