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『三重宙返りの記』
ふりがな文庫
『
三重宙返りの記
(
さんじゅうちゅうがえりのき
)
』
僕は、このところ二三ヶ月、からだの工合がよくない。それでこの日、文壇航空会にも、残念ながら特殊飛行は断念して、辞退を申出ておいたのであった。殊に、その前々日は終日家にいて床についていたし、その前日は、炬燵の中で終日、日米関係の本を読んでいた …
著者
海野十三
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「航空朝日」1941(昭和16)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
呻
(
うな
)
終日
(
しゅうじつ
)
拭
(
ぬぐ
)
胡坐
(
あぐら
)
生唾
(
なまつば
)
癒
(
なお
)
硝子
(
ガラス
)
筈
(
はず
)
緩
(
ゆる
)
翻
(
ひるがえ
)
潰
(
つぶ
)
薦
(
すす
)
虚空
(
こくう
)
身嗜
(
みだしな
)
醜態
(
しゅうたい
)
釦
(
ボタン
)
錯覚
(
さっかく
)
顛落
(
てんらく
)
炬燵
(
こたつ
)
交錯
(
こうさく
)
毛頭
(
もうとう
)
殊
(
こと
)
文壇
(
ぶんだん
)
支度
(
したく
)
搬
(
はこ
)
挨拶
(
あいさつ
)
押
(
お
)
扁平
(
へんぺい
)
慣性
(
かんせい
)
帯皮
(
おびかわ
)
奈落
(
ならく
)
単身
(
たんしん
)
匐
(
は
)
俄
(
にわか
)