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『老夫婦』
ふりがな文庫
『
老夫婦
(
ろうふうふ
)
』
為吉とおしかとが待ちに待っていた四カ年がたった。それで、一人息子の清三は高等商業を卒業する筈だった。両人は息子の学資に、僅かばかりの財産をいれあげ、苦労のあるだけを尽していた。ところが、卒業まぎわになって、清三は高商が大学に昇格したのでもう …
著者
黒島伝治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
1925(大正14)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約44分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
新
(
さら
)
温
(
ぬ
)
中古
(
ちゅうふる
)
何
(
いず
)
肥
(
こえ
)
眼
(
ま
)
放
(
ほ
)
去
(
い
)
篩
(
ふる
)
手巾
(
ハンカチ
)
何
(
なん
)
行
(
い
)
眠
(
ね
)
乍
(
なが
)
鶏舎
(
とや
)
舁
(
かつ
)
莢
(
さや
)
蓋
(
ふた
)
袷柄
(
あわせがら
)
襤褸
(
ぼろ
)
要
(
い
)
銭
(
ぜに
)
隙間
(
すきま
)
飯櫃
(
めしびつ
)
半着
(
はんちゃく
)
罫紙
(
けいし
)
綯
(
な
)
箕
(
み
)
端界
(
はざかい
)
竈
(
かまど
)
両人
(
ふたり
)
異
(
ちが
)
云
(
い
)
日傭
(
ひよう
)
他人
(
ひと
)
幟
(
のぼり
)
常着
(
つねぎ
)
土器
(
かわらけ
)