やすき)” の例文
且水のこほりは地中にりても消易きえやすきものなり、これなし、水は極陰の物なるゆゑ陽にかんやすきゆゑなり。我越後に削氷けづりひを視ておもふに、かの谷間たにあひありといひしは天然てんねんの氷室なり。
且水のこほりは地中にりても消易きえやすきものなり、これなし、水は極陰の物なるゆゑ陽にかんやすきゆゑなり。我越後に削氷けづりひを視ておもふに、かの谷間たにあひありといひしは天然てんねんの氷室なり。
そりは作りやすき物ゆゑ、おほかたは農商のうしやう家毎いへごとに是をたくはふ。さればのするものによりて大小品々あれども作りやうは皆同じやうなり、名も又おなし。たゞ大なるを里俗に修羅しゆらといふ、大石大木をのするなり。
そりは作りやすき物ゆゑ、おほかたは農商のうしやう家毎いへごとに是をたくはふ。さればのするものによりて大小品々あれども作りやうは皆同じやうなり、名も又おなし。たゞ大なるを里俗に修羅しゆらといふ、大石大木をのするなり。