トップ
>
N
>
エヌ
ふりがな文庫
“
N
(
エヌ
)” の例文
「ああ、ゆかいだ。きみと、どこへでも、いっしょにいきましょう。」と、
N
(
エヌ
)
が
K
(
ケー
)
の
手
(
て
)
をにぎると、
K
(
ケー
)
もまたかたくにぎりかえしました。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「彼らが手紙をやった宛名の略字に何とありますか、
A
(
ア
)
・
L
(
エル
)
・
N
(
エヌ
)
すなわちアルセーヌの一番初めの
文字
(
もんじ
)
と、ルパンの名の初めと終りの文字をとったのです。」
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
これまで社会問題をあまり扱わなかった
N
(
エヌ
)
・
R
(
アール
)
・
F
(
エフ
)
さえ時事問題をあつかわざるを得ない情勢におされ、広汎な反ファシズム文化運動の一翼につらなったのであった。
今日の文学の展望
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「あすこで、ひろったのです。
K
(
ケー
)
さん、この
町
(
まち
)
はわたしに
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
がふかいんです。」と、こんどは
N
(
エヌ
)
が、そのわけを
K
(
ケー
)
に
話
(
はな
)
してきかせたのです。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ドバルが手紙を書いた吸取紙の
端
(
はじ
)
に『
A
(
ア
)
・
L
(
エル
)
・
N
(
エヌ
)
』という字があったのを見つけました。電報の名前と同じです。ドバルは名画を盗みとった強盗犯人と手紙のやり取りをしていたのです。
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
▼ もっと見る
「
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
には、
両親
(
りょうしん
)
がそろって、こんな
悲
(
かな
)
しみを
知
(
し
)
らないものもあるんだが。」と、
N
(
エヌ
)
はたばこに
火
(
ひ
)
をつけました。
はたらく二少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
A
(
ア
)
・
L
(
エル
)
・
N
(
エヌ
)
・身体悪し、手術を要す、名医送れ。
奇巌城:アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
「
世界
(
せかい
)
じゅうを、どこまでも
飛
(
と
)
んでいける、
渡
(
わた
)
り
鳥
(
どり
)
はしあわせだね。」と、
N
(
エヌ
)
くんがいいました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
君
(
きみ
)
は、なにを
書
(
か
)
くつもり。」と、
N
(
エヌ
)
くんが、
二人
(
ふたり
)
の
方
(
ほう
)
を
向
(
む
)
いて
聞
(
き
)
きました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
賛成
(
さんせい
)
、
賛成
(
さんせい
)
!」と、
N
(
エヌ
)
くんが
同感
(
どうかん
)
して、
熱
(
あつ
)
い
拍手
(
はくしゅ
)
をおくりました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)