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高市
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たけち
ふりがな文庫
“
高市
(
たけち
)” の例文
じぶんにとつて第一の王子である
高市
(
たけち
)
を立派に生みおとしたあと暫くのあひだ、あの尼子ノ
娘
(
いらつめ
)
の顔にやどつてゐた表情ではないか。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
「
真木島
(
まきのしま
)
の十郎と、
高市
(
たけち
)
の
多襄丸
(
たじょうまる
)
と、——ああ、そうだ。
関山
(
せきやま
)
の
平六
(
へいろく
)
へは、お前さんに、言づけを頼もうかね。」
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その折は、あなた様も、われら同様な山伏姿にお身なりを変えて、次の日、
当麻
(
たいま
)
越えより
高市
(
たけち
)
の方へ、ただお一人で、忍びやかに、お立ち出ででございましたが
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ある日わたしは、大和の人に
日向雨
(
ひなたあめ
)
が降ると、狐の嫁入りといふかときいた。この娘は
高市
(
たけち
)
郡の八木の方で生れて、奈良市にも住み、河内にも吉野にも親類があつた。
春宵戯語
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
次に
天津日子根
(
あまつひこね
)
の命は、
凡川内
(
おふしかふち
)
の國の造、
額田部
(
ぬかたべ
)
の
湯坐
(
ゆゑ
)
の
連
(
むらじ
)
、
木
(
き
)
の國の造、
倭
(
やまと
)
の田中の
直
(
あたへ
)
、
山代
(
やましろ
)
の國の造、
馬來田
(
うまくた
)
の國の造、
道
(
みち
)
の
尻岐閇
(
しりきべ
)
の國の造、
周芳
(
すは
)
の國の造、
倭
(
やまと
)
の
淹知
(
あむち
)
の
造
(
みやつこ
)
、
高市
(
たけち
)
の
縣主
(
あがたぬし
)
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
誰か
高市
(
たけち
)
に
神集
(
かんつど
)
ふ
草わかば
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
真木島
(
まきのしま
)
の十郎、
関山
(
せきやま
)
の
平六
(
へいろく
)
、
高市
(
たけち
)
の
多襄丸
(
たじょうまる
)
と、まだこれから、三軒まわらなくっちゃ——おや、そう言えば、油を売っているうちに、もうかれこれ
未
(
ひつじ
)
になる。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
伊賀から河内の金剛山へは、桜井や
高市
(
たけち
)
あたりの
駅路
(
うまやじ
)
も通るが、ほぼ山づたいに
往還
(
おうかん
)
できる。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
凡川内
(
おおしこうち
)
の國の造・
額田
(
ぬかた
)
部の
湯坐
(
ゆえ
)
の連・木の國の造・
倭
(
やまと
)
の田中の
直
(
あたえ
)
・
山代
(
やましろ
)
の國の造・ウマクタの國の造・道ノシリキベの國の造・スハの國の造・倭のアムチの造・
高市
(
たけち
)
の縣主・
蒲生
(
かもう
)
の
稻寸
(
いなき
)
・
三枝部
(
さきくさべ
)
の造たちの祖先です。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
倭
(
やまと
)
の この
高市
(
たけち
)
一九
に
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
“高市”で始まる語句
高市連黒人
高市黒人
高市郡
高市皇子
高市皇子尊
高市古人
高市瑞山