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駕
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の
ふりがな文庫
“
駕
(
の
)” の例文
親王興に入りたまいて、さらば
足下
(
そなた
)
のは、と問わせたまうに、
旧上達部
(
ふるかんだちべ
)
の
檳榔毛
(
びろうげ
)
の車に
駕
(
の
)
りたるが、時に其声を聞くにも似たらん、と申した。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
半分から上は消えるように隠れてしまって、枝をひろげた梢は雲に
駕
(
の
)
る妖怪のように、不思議な形をしてただ
朦朧
(
もうろう
)
と宙に
泛
(
う
)
かんでいるばかりです。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
八葉の車のうちには、平和な装いをした義経が
駕
(
の
)
っていた。その折、目撃した人々のうわさとして書かれた物にも
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
聖母の雲に
駕
(
の
)
りて、神の使の童供に
舁
(
か
)
かせ給ふも見ゆ。環かざりしたる
髑髏
(
されかうべ
)
も見ゆ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
八葉の車は今日、お礼のため、
曠
(
はれ
)
の殿上へと、その人を
駕
(
の
)
せて行ったのである。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
“駕”を含む語句
車駕
凌駕
早駕
宿駕籠
御駕
従駕
駕籠
駕籠舁
早駕籠
山駕
駕舁
龍駕
空駕
御来駕
駕御
駕丁
駕籠夫
聖駕
女駕籠
早打駕
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