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駕御
ふりがな文庫
“駕御”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がぎょ
50.0%
がぎよ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がぎょ
(逆引き)
この築城には、思いきって、信長の
擁
(
よう
)
する財力を傾けるつもりである。天下の群雄を
駕御
(
がぎょ
)
するに足る偉観をこれに持たしめねばならん。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
政治思想としては君主が
如何
(
いか
)
にして民衆を服従させそれを
駕御
(
がぎょ
)
するかを説くのがその精神であって、現代的意義での国家という観念は全くない。
日本に於ける支那学の使命
(新字新仮名)
/
津田左右吉
(著)
駕御(がぎょ)の例文をもっと
(2作品)
見る
がぎよ
(逆引き)
彼等に忠誠の
志
(
こゝろざし
)
もあつたのであらうが、皇室を奉戴するのでなければ、群雄を
駕御
(
がぎよ
)
出来ないことを知つてゐたのである。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
然
(
しか
)
れども秋は鎌倉に限るにあらず、人間到るところに詩界の秋あり。欺き易き希望を
駕御
(
がぎよ
)
するの道は、
斯
(
こゝ
)
にこそあれ。
秋窓雑記
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
駕御(がぎよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
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吉川英治