“駕籠賃”の読み方と例文
読み方割合
かごちん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
送り狼と知りつつ、送らせるところまで駕籠賃かごちんなしで送らせて、どろんと消えるつもりか知らん。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
きゝ不審いぶかしとは思へ共にもかくにもあらそふも詮方せんかたなし勿論もちろん昨日きのふ駕籠賃かごちんはまだ受取うけとらず今日一所にもらふ筈なりしが早立しとなれば是非ぜひもなし過分くわぶんなれど此小袖は昨日の駕籠賃のかたに預りおくべしと善六は駕籠を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)