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塗駕籠
ふりがな文庫
“塗駕籠”の読み方と例文
読み方
割合
ぬりかご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬりかご
(逆引き)
そして
祈祷
(
きとう
)
がすむと、黙々と、供の列や
塗駕籠
(
ぬりかご
)
の待っている海辺の松並木まで、在りし日の人を胸に思いながら歩いて帰ることも
極
(
きま
)
っていた。
日本名婦伝:細川ガラシヤ夫人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……あの……黒い
塗駕籠
(
ぬりかご
)
の中に紫色の
被布
(
ひふ
)
を召して、水晶のお
珠数
(
じゅず
)
を巻いた手であの花をお渡しになりました。
挟箱
(
はさみばこ
)
持った人と、怖い顔のお侍様が一人お
供
(
とも
)
しておりました」
斬られたさに
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
数日ののち、今浜から
蜂須賀
(
はちすか
)
彦右衛門の一行が着いた。迎えの役としてである。老母と
寧子
(
ねね
)
は
塗駕籠
(
ぬりかご
)
に乗せられた。前後についてゆく将士の装いも平和である。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
塗駕籠(ぬりかご)の例文をもっと
(5作品)
見る
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
駕
漢検準1級
部首:⾺
15画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“塗駕”で始まる語句
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