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馬琴
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バキン
ふりがな文庫
“
馬琴
(
バキン
)” の例文
余
(
よ
)
は
平生
(
へいぜい
)
學海居士
(
ガクカイコジ
)
が
儒家
(
じゆか
)
らしき
文氣
(
ぶんき
)
と
馬琴
(
バキン
)
を
承
(
う
)
けたる
健筆
(
けんひつ
)
に
欽羨
(
きんせん
)
するものなるが、
罪
(
つみ
)
と
罰
(
ばつ
)
に
對
(
たい
)
する
居士
(
コジ
)
の
評文
(
ひようぶん
)
の
餘
(
あま
)
りに
居士
(
コジ
)
を
代表
(
だいひよう
)
する
事
(
こと
)
の
多
(
おほ
)
きには
聊
(
いさゝ
)
か
當惑
(
とうわく
)
するところなき
能
(
あた
)
はざりし。
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
余が
前號
(
ぜんごう
)
の
批評
(
ひゝよう
)
にも
云
(
い
)
ひし
如
(
ごと
)
く罪と罰とは
最暗黒
(
さいあんこく
)
の
露國
(
ロコク
)
を
寫
(
うつ
)
したるものにてあるからに
馬琴
(
バキン
)
の
想像的侠勇談
(
そうぞうてきけふゆうだん
)
にある
如
(
ごと
)
く
或
(
ある
)
復讎
(
ふくしゆう
)
或
(
あるは
)
忠孝等
(
ちゆうこうとう
)
の
故
(
ゆえ
)
を
以
(
も
)
て
殺人罪
(
さつじんざい
)
を
犯
(
おか
)
さしめたるものにあらざること
分明
(
ぶんめい
)
なり。
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
“馬琴(
曲亭馬琴
)”の解説
曲亭 馬琴/滝沢馬琴(きょくてい ばきん/たきざわ ばきん、明和4年6月9日〈1767年7月4日〉- 嘉永元年11月6日〈1848年12月1日〉)は、江戸時代後期の読本作者。本名は滝沢 興邦(たきざわ おきくに、瀧澤 興邦󠄂 )、後に解(とく)に改めた。号は著作堂主人(ちょさくどうしゅじん)など。
代表作は『椿説弓張月』『南総里見八犬伝』。ほとんど原稿料のみで生計を営むことのできた日本で最初の著述家である。
(出典:Wikipedia)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
“馬琴”で始まる語句
馬琴物
馬琴滝沢瑣吉