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馬槽
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うまぶね
ふりがな文庫
“
馬槽
(
うまぶね
)” の例文
この寝床は、イエスがベツレヘムの馬小屋で生れたときに寝床の代りをした
馬槽
(
うまぶね
)
に
模
(
かたど
)
って、ヨセフがこしらえたものであった。
聖家族
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
「御覧なさい、救世主として
崇敬
(
うやま
)
はるゝ
耶蘇
(
イエス
)
の御生涯を」と篠田は壁上の
扁額
(
がく
)
を指しつ「
馬槽
(
うまぶね
)
に始まつて、十字架に終り給うたではありませんか」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
旅宿が満員であったため、ヨセフ夫婦は
驢馬小舎
(
ろばごや
)
に宿っており、生まれた
嬰児
(
えいじ
)
はこれを布に包んで
馬槽
(
うまぶね
)
に
臥
(
ふ
)
させた。
キリスト教入門
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
馬槽
(
うまぶね
)
の
臭気
(
くさみ
)
ふけつつ
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
馬槽
(
うまぶね
)
の
邊
(
へ
)
に星照らす
草わかば
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
▼ もっと見る
篠田長二の本村の家には戸障子明け放ちて正面の壁には
耶蘇
(
ヤソ
)
馬槽
(
うまぶね
)
に臥するの大画を青葉に飾り、
洋燈
(
ランプ
)
カン/\と輝く
下
(
もと
)
には、八九歳より十二三歳に至る少年少女二十余名打ち
集
(
つど
)
ひて
喧々囂々
(
けん/\がう/\
)
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
馬槽
(
うまぶね
)
の
臭気
(
くさみ
)
ふけつつ
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
槽
常用漢字
中学
部首:⽊
15画
“馬”で始まる語句
馬鹿
馬
馬鈴薯
馬丁
馬蹄
馬糞
馬子
馬車
馬士
馬酔木