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額形
ふりがな文庫
“額形”の読み方と例文
読み方
割合
がくがた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がくがた
(逆引き)
やがて、とろ/\の
目許
(
めもと
)
を、
横合
(
よこあひ
)
から
萌黄
(
もえぎ
)
の
色
(
いろ
)
が、
蒼空
(
あをぞら
)
の
其
(
それ
)
より
濃
(
こ
)
く、ちらりと
遮
(
さへぎ
)
つたのがある。
蓋
(
けだ
)
し
古樹
(
ふるき
)
の
額形
(
がくがた
)
の
看板
(
かんばん
)
に
刻
(
きざ
)
んだ
文字
(
もじ
)
の
色
(
いろ
)
で、
店
(
みせ
)
を
覗
(
のぞ
)
くと
煮山椒
(
にざんせう
)
を
賣
(
う
)
る、これも
土地
(
とち
)
の
名物
(
めいぶつ
)
である。
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
印章には、
額形
(
がくがた
)
、香炉形、
鼎形
(
かなえがた
)
、宝珠形、墨形の五種類ぐらいが今までの遺作に発見されている。けれど仔細に見ると、同じ鼎形なり額形の「二天」とある
篆書体
(
てんしょたい
)
の印も、決して一様でないのである。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
額形(がくがた)の例文をもっと
(2作品)
見る
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
“額”で始まる語句
額
額縁
額際
額部
額越
額髪
額田
額堂
額口
額田王
“額形”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
吉川英治
泉鏡花