メン)” の例文
または蛇のことである。此神は、顔にはメンを被り、体は蔓で飾り、二神揃つて踊れば、村の若者も此を中心にして踊り出す。
鬼の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
 ——ソノ日、暴風枝ヲ鳴ラシ、地籟チライツチクレヲ運ビ、新皇ノ楯ハ、前ヲ払ツテ、自ラ倒レ、貞盛ガ楯モ、メンクツガヘシテ、飛ブ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
感動し得る、という感銘をうける顔さえ少いのですものね。何かそういうものとはまるでちがった日常の打算だの何かでメンをつけたようなツラをしていて。
なる程きり島つゝじが一メンにはへて実つくり立し如くきれいなり。其山の大形おおかた
メンのつかいかた。(エイゼンシュテインのおかめの面のつかいかた。シァペルシンの面、むいみな面)
人間のメンに対する興味——写楽——それはこのプドフキンの感覚には遠い。М・Х・А・Т型。
汗と埃と心労でかたまったメンが一重顔からはがれて、生地が出て来たようです。