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面
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メン
ふりがな文庫
“
面
(
メン
)” の例文
または蛇のことである。此神は、顔には
面
(
メン
)
を被り、体は蔓で飾り、二神揃つて踊れば、村の若者も此を中心にして踊り出す。
鬼の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
——ソノ日、暴風枝ヲ鳴ラシ、
地籟
(
チライ
)
、
塊
(
ツチクレ
)
ヲ運ビ、新皇ノ楯ハ、前ヲ払ツテ、自ラ倒レ、貞盛ガ楯モ、
面
(
メン
)
ヲ
覆
(
クツガ
)
ヘシテ、飛ブ。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
感動し得る、という感銘をうける顔さえ少いのですものね。何かそういうものとはまるでちがった日常の打算だの何かで
面
(
メン
)
をつけたようなツラをしていて。
獄中への手紙:08 一九四一年(昭和十六年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
なる程きり島つゝじが一
面
(
メン
)
にはへて実つくり立し如くきれいなり。其山の
大形
(
おおかた
)
ハ
手紙:044 慶応二年十二月四日 坂本乙女あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
○
面
(
メン
)
のつかいかた。(エイゼンシュテインのおかめの面のつかいかた。シァペルシンの面、むいみな面)
日記:17 観劇日記(一九二九―一九三〇年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
▼ もっと見る
人間の
面
(
メン
)
に対する興味——写楽——それはこのプドフキンの感覚には遠い。М・Х・А・Т型。
日記:14 一九二八年(昭和三年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
汗と埃と心労でかたまった
面
(
メン
)
が一重顔からはがれて、生地が出て来たようです。
獄中への手紙:11 一九四四年(昭和十九年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“面”を含む語句
表面
面貌
面紗
正面
地面
面白
外面
前面
上面
真正面
面色
横面
海面
面帕
水面
渋面
面相
川面
強面
側面
...