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雨宿
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あまやど
ふりがな文庫
“
雨宿
(
あまやど
)” の例文
鉄橋の
蔭
(
かげ
)
に舟を寄せて
雨宿
(
あまやど
)
りする間もなく、雨は最早過ぎて了うた。此辺は沼の中でもやゝ深い。小沼の水が大沼に流れ入るので、水は川の様に動いて居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
八幡樣
(
はちまんさま
)
の
裏
(
うら
)
の
渡
(
わた
)
し
場
(
ば
)
へ
出
(
で
)
ようと
思
(
おも
)
つて、
見當
(
けんたう
)
を
取違
(
とりちが
)
へて、あちらこちら
拔
(
ぬ
)
け
裏
(
うら
)
を
通
(
とほ
)
るうちに、ざんざ
降
(
ぶ
)
りに
降
(
ふ
)
つて
來
(
き
)
た、ところがね、
格子
(
かうし
)
さきへ
立
(
た
)
つて、
雨宿
(
あまやど
)
りをして、
出窓
(
でまど
)
から
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
めでたく
穴山梅雪
(
あなやまばいせつ
)
を
討
(
う
)
ちとりはしたが、
離散
(
りさん
)
して以来のつもる話もあるし、これからさきのそうだんもある折から、
爽快
(
そうかい
)
なる
大雨
(
たいう
)
の襲来は、ちょうどいい
雨宿
(
あまやど
)
りであろうと、一同は
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨漏
雨傘
雨乞
雨樋
雨垂