“雨宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまやど50.0%
あまやどり33.3%
あめやど16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄橋のかげに舟を寄せて雨宿あまやどりする間もなく、雨は最早過ぎて了うた。此辺は沼の中でもやゝ深い。小沼の水が大沼に流れ入るので、水は川の様に動いて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
大阪城の落ちた時の、木村長門守の思切ったようなのだといけれど、……勝戦かちいくさのうしろの方で、矢玉の雨宿あまやどりをしていた、ぬくいのらしい。御覧なさい。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
雨宿あめやどりに駈込かけこんだ知合しりあひをとこ一人ひとりと、内中うちぢうみせすくまつた。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)