トップ
>
隨處
>
ずゐしよ
ふりがな文庫
“
隨處
(
ずゐしよ
)” の例文
新字:
随処
あの、
時代
(
じだい
)
のついた
大建
(
おほだて
)
ものの
隨處
(
ずゐしよ
)
に
巣
(
すく
)
つたのが、
火
(
ひ
)
のために
散
(
ち
)
つたか、
或
(
あるひ
)
は
火
(
ひ
)
を
避
(
さ
)
けて
界隈
(
かいわい
)
へ
逃
(
に
)
げたのであらう。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
目的
(
めあて
)
の
海岸
(
かいがん
)
——
某地
(
ぼうち
)
に
着
(
つ
)
くと、
海
(
うみ
)
を
三方
(
さんぱう
)
——
見晴
(
みはら
)
して、
旅館
(
りよくわん
)
の
背後
(
うしろ
)
に
山
(
やま
)
がある。
上
(
うへ
)
に
庚申
(
かうしん
)
のほこらがあると
聞
(
き
)
く。……
町並
(
まちなみ
)
、また
漁村
(
ぎよそん
)
の
屋根
(
やね
)
を、
隨處
(
ずゐしよ
)
に
包
(
つゝ
)
んだ
波状
(
はじやう
)
の
樹立
(
こだち
)
のたゝずまひ。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
隨
部首:⾩
16画
處
部首:⾌
11画
“隨”で始まる語句
隨分
隨
隨意
隨一
隨行
隨身
隨即
隨從
隨神門
隨意的