“障害物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうがいぶつ80.0%
しやうがいぶつ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ思想の発展にはとかくに障害物しょうがいぶつがあって、くじけやすいもので、たとえて言うならば、ごく微妙な外界の影響を受けやすい花のごときものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
だが、仮令たとい彼の方で友愛なり恋なりを感じても、それを相手に通じるまでに、どうすることも出来ぬ障害物しょうがいぶつが、まるで壁の様に立ちはだかっていた。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
おどろくべき迅速じんそくあし空間くうかんを一直線ちよくせんに、さうしてわづか障害物しやうがいぶつであるべきこずゑすべてをしつけしつけはやしえて疾驅しつくしてるのはいまもうすぐである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)