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隔
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へだたり
ふりがな文庫
“
隔
(
へだたり
)” の例文
青春の美しさと、希望とに輝きながら、肩をならべて歩いた二年前の恋人同士として、其処に何と云ふおそろしい
隔
(
へだたり
)
が出来たことだらう。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
その赤い提燈は十
間
(
けん
)
ばかり
互
(
たがい
)
に
隔
(
へだたり
)
を置いて三つ、東南の村口から入って来て
何処
(
どこ
)
へか消えてしまうのである。最初それを
見付
(
みつけ
)
たのが村の
端
(
はずれ
)
に住んでいた百姓
家
(
や
)
の
爺
(
じじい
)
であった。
北の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
青春の美しさと、希望とに輝きながら、肩をならべて歩いた二年前の恋人同士として、
其処
(
そこ
)
に何と云うおそろしい
隔
(
へだたり
)
が出来たことだろう。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
彼女は、愛らしく
慎
(
つつま
)
しく従順貞淑な妻には違いない。が、趣味や思想の上では、自分の間に手の届かないように、広い/\
隔
(
へだたり
)
が横わっている。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
信一郎は、趣味や思想の生活では、静子に対してそれほどの
隔
(
へだたり
)
を感ぜずにはゐられなかつた。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
隔
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
“隔”を含む語句
間隔
懸隔
隔意
遠隔
隔離
隔絶
分隔
隔日
隔心
隔子
相隔
隔膜
疎隔
隔世
隔靴掻痒
横隔膜
離隔
阻隔
隔在的
隔月
...