間先けんさき)” の例文
七八間先けんさききざみに渋蛇しぶじゃよこを、一文字もんじ駆脱かけぬけたのもつか、やがてくびすかえすと、おにくびでもったように、よろこいさんでもどった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
しばらくしてこわごわがってみますと、つい五六間先けんさきに大きなひかものがころげていました。
雷のさずけもの (新字新仮名) / 楠山正雄(著)