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鎮守府
ふりがな文庫
“鎮守府”のいろいろな読み方と例文
旧字:
鎭守府
読み方
割合
ちんじゅふ
60.0%
ちんじゆふ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちんじゅふ
(逆引き)
三浦の祖で
鎮守府
(
ちんじゅふ
)
将軍であった三浦
忠通
(
ただみち
)
という人の名が出て来た。
衣笠城
(
きぬがさじょう
)
を築き、この三浦半島を領していた三浦平太夫という人の名も出て来た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それは
義家
(
よしいえ
)
が
鎮守府
(
ちんじゅふ
)
将軍
(
しょうぐん
)
になって
奥州
(
おうしゅう
)
に
下
(
くだ
)
って
居
(
お
)
りますと、
清原真衡
(
きよはらのさねひら
)
、
家衡
(
いえひら
)
という
荒
(
あら
)
えびすの
兄弟
(
きょうだい
)
の
内輪
(
うちわ
)
けんかからはじまって、しまいには、
家衡
(
いえひら
)
がおじの
武衡
(
たけひら
)
を
語
(
かた
)
らって
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
鎮守府(ちんじゅふ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ちんじゆふ
(逆引き)
第一の衛門を入つて
鎮守府
(
ちんじゆふ
)
の内を通つて、大きな
赤煉瓦
(
あかれんぐわ
)
の倉庫の前や山のやうに積んである貯炭場の横やをぬけたり、ボート納庫のある海岸へ出たり
ある職工の手記
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
是
(
かく
)
の如き才を
草莱
(
さうらい
)
に埋めて置かないで、下総守になり
鎮守府
(
ちんじゆふ
)
将軍になりして其父の後を
襲
(
つ
)
がせ、朝廷の為に用を為させた方が、才に任じ能を挙ぐる
所以
(
ゆゑん
)
の道である、それで或は将門を
薦
(
すゝ
)
むる者もあり
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
鎮守府(ちんじゆふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“鎮守府”の意味
《名詞》
古代日本で陸奥国に設置された軍事機関。四等官は将軍、副将軍、軍監、軍曹。
かつての日本海軍に設置された機関の一つ。
(出典:Wiktionary)
鎮
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
守
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
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