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鎧武者
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よろひむしや
ふりがな文庫
“
鎧武者
(
よろひむしや
)” の例文
義輔 「いや、もうその位で沢山だよ。君のやうに理窟をつければ、
案山子
(
かかし
)
も
鎧武者
(
よろひむしや
)
になつてしまふ。」
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
臺所
(
だいどころ
)
の
豪傑儕
(
がうけつばら
)
、
座敷方
(
ざしきがた
)
の
僭上
(
せんじやう
)
、
榮耀榮華
(
えいえうえいぐわ
)
に
憤
(
いきどほり
)
を
發
(
はつ
)
し、しや
討
(
う
)
て、
緋縮緬小褄
(
ひぢりめんこづま
)
の
前
(
まへ
)
を
奪取
(
ばひと
)
れとて、
竈將軍
(
かまどしやうぐん
)
が
押取
(
おつと
)
つた
柄杓
(
ひしやく
)
の
采配
(
さいはい
)
、
火吹竹
(
ひふきだけ
)
の
貝
(
かひ
)
を
吹
(
ふ
)
いて、
鍋釜
(
なべかま
)
の
鎧武者
(
よろひむしや
)
が
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
第一番目の眼鏡をのぞくと、昔の
鎧武者
(
よろひむしや
)
が
栗毛
(
くりげ
)
の馬にまたがつて
駈
(
か
)
けてくるところが見えました。
のぞき眼鏡
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
天下泰平と書いてある——のが、一番大きな繪馬で、其の他には、櫻の咲いた下で
短册
(
たんざく
)
に字を書かうとしてゐる
鎧武者
(
よろひむしや
)
の繪や、
素裸
(
すはだか
)
の人間が井戸の水を浴びてゐる上へ
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
それから
鎧武者
(
よろひむしや
)
が大変
好
(
すき
)
になりました。
いろ扱ひ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
鎧
漢検準1級
部首:⾦
18画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“鎧”で始まる語句
鎧
鎧櫃
鎧戸
鎧扉
鎧通
鎧甲
鎧袖
鎧橋
鎧兜
鎧師