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酸
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さん
ふりがな文庫
“
酸
(
さん
)” の例文
宮本博士が退屈をすると
酸
(
さん
)
がたまると云ったごとく、
忙殺
(
ぼうさつ
)
されて酸が出過ぎる事も、余は親しく経験している。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「いろいろですね。
金銀
(
きんぎん
)
、ニッケルやコバルトなどの
化合物
(
かごうぶつ
)
、そして
酸
(
さん
)
やアルカリです」
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
酸
(
さん
)
のごと
饐
(
す
)
えて
顫
(
ふる
)
ふ薄き
硝子
(
がらす
)
に
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
敗戦もまた
酸
(
さん
)
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから二三日して三山君が宮本博士に会ってこの話をすると、博士は、なるほど退屈をすると胃に
酸
(
さん
)
が
湧
(
わ
)
く恐れがあるからかえって悪いだろうと調停してくれたので、余はようやく助かった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
酸
(
さん
)
で牛乳が固まったので驚ろいているのだろう。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“酸”の意味
《名詞》
(サン) 水に溶けて水素イオンを生ずるもの(一般的定義)
(出典:Wiktionary)
酸
常用漢字
小5
部首:⾣
14画
“酸”を含む語句
酸漿
酸漿提灯
酸鼻
甘酸
酸味
硼酸
海酸漿
炭酸瓦斯
酸模
過燐酸
炭酸
梅酸
苦酸
赤酸漿
鹹酸
酸乳
酸敗
青酸加里
撒里矢爾酸曹達
硅酸
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