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避暑
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ひしょ
ふりがな文庫
“
避暑
(
ひしょ
)” の例文
「いや、どこへも
避暑
(
ひしょ
)
にいかなかったのだから、
休
(
やす
)
みのあいだだけじゅうぶんにあそばしてやればいい。」と、いわれたのです。
おさらい帳
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夏になって絵かきさんたちが
避暑
(
ひしょ
)
にくるまでは、気むずかしくても、きちんきちんとお
勘定
(
かんじょう
)
を
払
(
はら
)
ってくれるお客を、だいじにしなくてはね
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
斯栂の尾の寺に、今は昔先輩の某が
避暑
(
ひしょ
)
して居たので、余は
同窓
(
どうそう
)
の友と二三日泊りがけに遊びに来たものだ。其は余が十二の夏であった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
齎
(
もたら
)
してせっかく
避暑
(
ひしょ
)
に来ていながら自働車まで
雇
(
やと
)
って変な宣伝をやったり大祭へ
踏
(
ふ
)
み込んで来ていやな事を云って婦人たちを卒倒させたりしなくてもいいようになります。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ある
年
(
とし
)
、
近所
(
きんじょ
)
へ
避暑
(
ひしょ
)
にきていた大学生たちが、自分の家のえんがわへ腰をかけて、一
粒
(
つぶ
)
よりの水蜜桃をむしゃむしゃと、まるで馬が道ばたの草をでもたべるようにたべちらすのを見た時の
水菓子屋の要吉
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
▼ もっと見る
今年
(
ことし
)
の
夏休
(
なつやす
)
みに、
正雄
(
まさお
)
さんは、
母
(
かあ
)
さんや
姉
(
ねえ
)
さんに
連
(
つ
)
れられて、
江
(
え
)
の
島
(
しま
)
の
別荘
(
べっそう
)
へ
避暑
(
ひしょ
)
にまいりました。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
だから一向反対宣伝も
要
(
い
)
らなければこの
軽業
(
かるわざ
)
テントの中に入って異教席というこの光栄ある場所に私が数時間
窮屈
(
きゅうくつ
)
をする必要もない。然しながら実は私は六月からこちらへ
避暑
(
ひしょ
)
に来て
居
(
お
)
りました。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“避暑”の解説
避暑(ひしょ)とは、一時的に涼しい場所に移ることで夏の暑さを避けること。
(出典:Wikipedia)
避
常用漢字
中学
部首:⾡
16画
暑
常用漢字
小3
部首:⽇
12画
“避暑”で始まる語句
避暑客
避暑中
避暑地