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辺
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ふち
ふりがな文庫
“
辺
(
ふち
)” の例文
旧字:
邊
わしはお前に忠告せねばならぬて。お前は足をつまだてゝ奈落の
辺
(
ふち
)
に立つてゐるのぢや。落ちぬやうに注意をしたがよい。
クラリモンド
(新字旧仮名)
/
テオフィル・ゴーチェ
(著)
澄んだ水の流れている岩の多い、
渓川
(
たにがわ
)
の
辺
(
ふち
)
を通って、私達は歩いた。こんもりと繁った樹の間には、
虎杖
(
いたどり
)
や
木苺
(
きいちご
)
や
山独活
(
やまうど
)
が今をさかりと生い立っていた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
「ええ、そうして、あの池の
辺
(
ふち
)
に
亀屋
(
かめや
)
の出店があるでしょう。——ねえ知っていらっしゃるでしょう、小野さん」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
眼の
辺
(
ふち
)
には泣きただらした
痕
(
あと
)
の残っているのが
明々地
(
ありあり
)
と解る。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“辺”の解説
right
辺(へん、英:
side
(二次元図形)、
edge
(三次元図形、ただし円柱の辺の様に線分でないものはこう呼ばれない))は、特定の“図形”の中で 1 次元の“部分”となっている、両端に頂点と呼ばれる特別の点を 0 次元の“部分”として含むような線分である。
(出典:Wikipedia)
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“辺”を含む語句
頬辺
此辺
四辺
水辺
身辺
川辺
近辺
縁辺
辺鄙
其辺
天辺
炉辺
那辺
河辺
上辺
口辺
山辺
周辺
海辺
枕辺
...