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身上噺
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みのうえばなし
ふりがな文庫
“
身上噺
(
みのうえばなし
)” の例文
で、
私
(
わたくし
)
どもに
向
(
むか
)
って
身上噺
(
みのうえばなし
)
をせいと
仰
(
お
)
ッしゃるのは、
言
(
い
)
わば
辛
(
かろ
)
うじて
治
(
なお
)
りかけた
心
(
こころ
)
の
古疵
(
ふるきず
)
を
再
(
ふたた
)
び
抉
(
えぐ
)
り
出
(
だ
)
すような、
随分
(
ずいぶん
)
惨
(
むご
)
たらしい
仕打
(
しうち
)
なのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
いたずらに壁破りの異名を高め、
蜆
(
しじみ
)
売りのずるい少年から、
嘘
(
うそ
)
の
身上噺
(
みのうえばなし
)
を聞いて、おいおい声を放って泣き、蜆を全部買いしめて、家へ持って帰って
女房
(
にょうぼう
)
に
叱
(
しか
)
られ、三日のあいだ朝昼晩
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
一
(
ひ
)
と
通
(
とお
)
り
私
(
わたくし
)
の
身上噺
(
みのうえばなし
)
が
済
(
す
)
んだ
時
(
とき
)
に、
今度
(
こんど
)
は
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
から
玉依姫様
(
たまよりひめさま
)
にいろいろの
事
(
こと
)
をお
訊
(
たず
)
ねしました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
噺
漢検準1級
部首:⼝
16画
“身上”で始まる語句
身上
身上話
身上持
身上談
身上骨
身上判断