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躍込
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おどりこ
ふりがな文庫
“
躍込
(
おどりこ
)” の例文
すると車が横浜を通り過ぎ、
程ヶ谷
(
ほどがや
)
、戸塚とさしかかって来た時である。運転手台に乗っていた、助手の一人が、突然文子の席の方へ
躍込
(
おどりこ
)
んで来た。
骸骨島の大冒険
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
伯父さんは堅い
方
(
かた
)
だから、
直
(
すぐ
)
に
大刀
(
だいとう
)
を
揮
(
ふる
)
って
躍込
(
おどりこ
)
み、
打斬
(
うちき
)
ろうかとは思いましたが、もう六十の坂を越した御老体、前後の御分別がありますから、じっと
忍耐
(
がまん
)
をして夜明を待ちました。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
靴足袋を長く
露
(
あらわ
)
した
服筒
(
ずぼん
)
を
膝頭
(
ひざがしら
)
にたくし上げた、という妙な
扮装
(
なり
)
で、その
婦
(
おんな
)
たち、鈍太郎殿の手車から転がり出したように、ぬっと
発奮
(
はず
)
んで出て、どしんと、音を立てて
躍込
(
おどりこ
)
んだのが
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
障子を
蹴放
(
けはな
)
して
驀地
(
まつしぐら
)
に
躍込
(
おどりこ
)
めば、
人畜
(
にんちく
)
相戯
(
あひたはむ
)
れて
形
(
かた
)
の如き不体裁。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
躍
常用漢字
中学
部首:⾜
21画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“躍”で始まる語句
躍
躍起
躍気
躍上
躍出
躍如
躍入
躍動
躍氣
躍然