“おどりこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
躍込57.1%
跳躍14.3%
跳込14.3%
踊女14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伯父さんは堅いかただから、すぐ大刀だいとうふるって躍込おどりこみ、打斬うちきろうかとは思いましたが、もう六十の坂を越した御老体、前後の御分別がありますから、じっと忍耐がまんをして夜明を待ちました。
火牛の如く猛りだした馬は、その大衆の真ッ只中へ跳躍おどりこんだ。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
村のもの四五人、ばらばらと跳込おどりこむ。内に、あれあれと言う声。雨戸ばらばらとはずるる。
夜叉ヶ池 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
拾ったら後悔をしただろう、或る綺麗な踊女おどりこが(探偵の身分ではどうにもならない)或る一流の劇場で(探偵の収入では行くことは出来ない)踊りをおどるという広告なのだから。
畳まれた町 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)