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踏所
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ふみど
ふりがな文庫
“
踏所
(
ふみど
)” の例文
一一八
呆自
(
あきれ
)
て足の
踏所
(
ふみど
)
さへ
失
(
わす
)
れたるやうなりしが、
熟
(
つらつら
)
おもふに、妻は既に
死
(
まか
)
りて、今は狐狸の住みかはりて、かく野らなる宿となりたれば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
給金
(
きふきん
)
をのこらず
夜具
(
やぐ
)
にかける、
敷
(
し
)
くのが
二枚
(
にまい
)
、
上
(
うへ
)
へかけるのが
三枚
(
さんまい
)
といふ
贅澤
(
ぜいたく
)
で、
下階
(
した
)
の
六疊
(
ろくでふ
)
一杯
(
いつぱい
)
に
成
(
な
)
つて、はゞかりへ
行
(
ゆ
)
きかへり
足
(
あし
)
の
踏所
(
ふみど
)
がない。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
足の
踏所
(
ふみど
)
も
覚束無
(
おぼつかな
)
げに酔ひて、帽は落ちなんばかりに
打傾
(
うちかたむ
)
き、ハンカチイフに
裹
(
つつ
)
みたる折を左に
挈
(
さ
)
げて、
山車
(
だし
)
人形のやうに
揺々
(
ゆらゆら
)
と立てるは貫一なり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“踏”で始まる語句
踏
踏込
踏張
踏切
踏臺
踏襲
踏台
踏留
踏石
踏掛