“ふみど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
踏所42.9%
踏処14.3%
踏處14.3%
踏止14.3%
蹈所14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
給金きふきんをのこらず夜具やぐにかける、くのが二枚にまいうへへかけるのが三枚さんまいといふ贅澤ぜいたくで、下階した六疊ろくでふ一杯いつぱいつて、はゞかりへきかへりあし踏所ふみどがない。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
早や早やと召したまふとよ我が足ども踏処ふみどさだまらず営門を今は
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
踏処ふみどなく見ゆる椿もおほかたは早や朽ちかけぬあかきは三つ四つ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
早や早やと召したまふとよ我が足ども踏處ふみどさだまらず營門を今は
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
踏處ふみどなく見ゆる椿もおほかたは早や朽ちかけぬあかきは三つ四つ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
次いで翌三十八年の一月には、預りの勝負を遂げ、以来二場所は駒の勝利となつて、彼は早くも大関に進み、太刀は関脇に踏止ふみどまつた。此状勢で明治四十年一月の引分勝負。
八百長くづれ (新字旧仮名) / 栗島山之助(著)
さては我をみちびきたる也と熊のさりし方を遥拝ふしをがみかず/\礼をのべ、これまつたく神仏の御蔭おかげぞとお伊勢さま善光寺ぜんくわうじさまを遥拝ふしをがみうれしくて足の蹈所ふみどもしらず、火点頃ひとぼしころ宿へかへりしに